文部科学省の教育課程が、分数は小学校4年生で初めて学習し始めるように設定されているからです。そして、世の人々も、「小学校4年生以降に学習するようになっていることを、小学2年生なんかで学習できるはずがない」と暗黙のうちに認めてしまっているのです。じつは、そのことが、子供からゆとりを奪うという結果につながっていくのです。最も子供の学習に適した時期に学習するという機会を奪うことによって、その代償を払わなければならなくなるのです。代償とは? 「算数がわからない」「算数は嫌い」「分数はむつかしい」などなど。中学校に入学した子供たちの大多数が「算数は嫌いだ」といいます。